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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会で7月の議長国を務める英国のウッドワード国連大使は3日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、安保理で初めて人工知能(AI)技術をテーマにした公開会合を18日に開くと発表した。恩恵とリスクを検討し、安全な活用に向けた国際協力の在り方を模索する。
ウッドワード氏は人間の判断に基づかずに攻撃するAI兵器開発などの危険性がある一方、先進国と発展途上国との事務処理能力の差を埋める可能性があると指摘し「リスクを理由に恩恵を捨て去るわけにはいかない」と語った。
初のAI会合はクレバリー英外相が主催し、国連のグテレス事務総長や専門家からAIを巡る課題や有効活用の方策に関して報告を受ける。