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共同通信
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岐阜市の陸上自衛隊射撃場で隊員3人が死傷した小銃発射事件で、自衛官候補生の男(18)が事件直後、死亡した八代航佑3等陸曹(25)=2等陸曹に特別昇任=への銃撃に関し「脚を狙おうと銃口を下げようとしたが、脇腹に当たってしまった」と説明していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。死亡したもう1人の菊松安親1等陸曹(52)=陸曹長に特別昇任=は頭部に被弾し、背中からも撃たれていた。
男は八代さんへの殺人容疑で送検され、4日が勾留期限。陸自の警務隊は、菊松さんへの殺人容疑で同日中に再逮捕する方針で、当時の詳しい状況を捜査している。