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共同通信
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札幌市中央区のホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件で、現場の部屋の居室部分には目立った血痕がなかったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。男性の死因は失血性ショックで、札幌・中央署捜査本部は、男性が遺体の見つかった浴室で殺害された可能性があるとみている。
捜査本部によると、司法解剖の結果、首以外の外傷が致命傷で、首は死亡後に切断されたことが判明。刃物のようなものによる傷とみられるが、現場に凶器はなかった。殺人と死体遺棄の容疑で調べている。
ホテルの防犯カメラには、男性と一緒に入室し、その後フロントを通って退出する人物が写っていた。捜査本部が行方を追っている。