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共同通信
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ロシア国防省は4日、首都モスクワと周辺モスクワ州への同日朝の無人機(ドローン)5機による攻撃を阻止したと発表し、ウクライナ政権の「テロ攻撃」と非難した。4機は防空システムで破壊し、1機は電波妨害で墜落させたとしている。
タス通信によると、1機はモスクワ州クビンカにある軍事施設内に墜落した。モスクワのソビャニン市長は死傷者はいないとしつつ「現場で救急隊が活動している」と明らかにした。周辺に位置するブヌコボ空港は一時発着を停止した。
モスクワでは5月下旬に、高層住宅などへの無人機攻撃で2人が軽傷を負った。ロシア国防省は6月下旬、首都郊外で無人機3機を撃墜したと発表している。