九州で再び大雨警戒

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共同通信
気象庁

 梅雨前線や低気圧の影響で、九州を中心に5日夜の初めごろにかけて、雷を伴う激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は5日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけた。竜巻など激しい突風にも注意が必要だとしている。

 気象庁によると、低気圧が日本海を東北東に進み、前線も5日夜にかけて西日本を南下する見込み。暖かく湿った空気が流れ込むため前線の活動が活発化し、九州では大気の状態が非常に不安定となる。

 九州各地では6月28日ごろから断続的に雨が降り続き、熊本県益城町などでは3日、土砂崩れや、川の氾濫などの被害が出た。