牛舎事故、鉄棒が生徒を直撃か

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共同通信

 青森県十和田市の県立三本木農業高(現・県立三本木農業恵拓高)の牛舎で2021年、実習中の生徒が倒れ意識不明となった事故で、実習助手が持っていた鉄製の棒が頭部に当たったのが原因とみられることが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、業務上過失傷害の疑いで、助手を書類送検する方針。

 事故は21年12月27日に発生。当時2年の男子生徒が頭から血を流して倒れているのが見つかった。捜査関係者によると、助手は、生徒が近くにいるのに、注意を怠り、牛を追い払うため鉄製の棒を振り回して生徒の右頭部にぶつけた疑いがある。生徒は事故発生当時から意識不明の状態が続いている。