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共同通信
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陸上自衛隊輸送機V22オスプレイの佐賀空港配備計画を巡り、反対する地元漁師らが6日、佐賀市内で記者会見し、佐賀駐屯地(仮称)の建設工事差し止めを求め仮処分を申し立てると明らかにした。今後、工事差し止めに向けた民事訴訟も起こす。
5月1日、地元漁師ら地権者でつくる協議会は臨時総会を開き、賛成184人、反対49人で3分の2以上の賛成を得たとして、空港に隣接する土地を国に売却することを決めた。仮処分を申し立てる漁師らは、土地は地権者が共有しており、売却には全員の合意が必要と主張している。
売買された土地はもともと漁場だった干拓地で、漁業補償の一環として県が漁協に払い下げていた。