コンテナ搬出入が一部再開

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共同通信
名古屋港のコンテナターミナルに入るトレーラー=6日午前、愛知県飛島村

 名古屋港運協会は6日、サイバー攻撃によるシステム障害で停止していたコンテナの搬出入作業を同日午後から一部再開したと明らかにした。貨物取扱量が全国トップの名古屋港の物流機能がまひする異常事態は、4日朝の発生から2日半で解消に向かった。

 名古屋港運協会が6日朝にシステムを復旧させた後、一部消えてしまったデータの復元作業を進めていた。

 障害は4日朝、港のコンテナ搬入を一元的に管理するシステムで発生。身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染してシステムが使えなくなり、デジタルで一元管理しているコンテナの仕分けや搬出入が困難になった。