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共同通信
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静岡県清水市(現静岡市)の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、裁判のやり直しが決まった袴田巌さん(87)の姉ひで子さん(90)が8日、大阪市で開かれた集会に出席し、検察が有罪立証する方向で最終調整していることに「裁判が終わるまでは気が抜けない」と語った。
集会は冤罪被害がテーマ。登壇したひで子さんは「大崎事件」の原口アヤ子さんや「狭山事件」の石川一雄さんらの再審請求について触れ「巌だけが助かれば良いとは思っていない。冤罪で苦しむ人たちのためにも、巌の48年間を無駄にしないでほしい」と訴えた。
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