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共同通信
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【バンコク共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)は8日の総会で、9~10月の杭州アジア大会(中国)に、ロシアとベラルーシの選手500人の参加枠を設けることを承認した。ウクライナ侵攻に伴って国際大会から除外されているが、個人競技に限り、個人資格での「中立」選手として受け入れる。
来年のパリ五輪に向け出場権獲得のために機会を提供する措置。政府関係者の参加は認めず、国旗など国を象徴するものは使用しない。メダルも授与されない。
ロシアとベラルーシ選手の扱いを巡っては、今年に入って国際オリンピック委員会(IOC)が除外措置を緩和する方向にかじを切ったが、反発する声も根強い。