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共同通信
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線状降水帯が発生した福岡、佐賀、大分の各県では大雨により、土砂災害が起きたほか、新幹線も一部区間で運転を見合わせた。福岡県添田町では住宅が土砂に埋もれ、高齢女性が巻き込まれて死亡した。
消防などによると、午前3時40分ごろ、添田町庄で小高い丘ののり面から土砂が崩れ、木造平屋の住宅が埋もれた。男女2人が巻き込まれ、女性の死亡が確認された。男性の命に別条はない。
町役場の担当者は「役場から見える川は橋の近くまで水位が上がっている」と話した。
JR各社によると、山陽新幹線は広島―博多間、九州新幹線は博多―熊本間で、上下線の運転を一時見合わせた。