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共同通信
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日本列島は10日、暖かい空気が流れ込み気温が上昇した。山越えの風が熱を帯びて吹き下ろす「フェーン現象」の影響で関東甲信は特に厳しい暑さとなり、山梨県大月市で今年の全国最高となる38.7度を観測した。東京都心も36.5度に達し、今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。気象庁によると、午後4時時点で猛暑日は全国53地点に上った。
気象庁と環境省は10日、茨城、埼玉、千葉、東京、愛知、徳島、宮崎、鹿児島、沖縄の9都県に「熱中症警戒アラート」を発表した。
栃木県佐野市では38.3度を記録。他に埼玉県所沢市とさいたま市桜区で38度、群馬県桐生市で37.9度などだった。