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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエル軍が占領地ヨルダン川西岸で実施した軍事作戦を巡り、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のレニ・ステンセス副事務局長は10日までに、ジェニン難民キャンプでは住宅など建物数百棟に被害があったと述べ、国際社会に対し再建への支援を求めた。共同通信の取材に語った。
軍が5日に撤収し、キャンプは復興の局面に移った。UNRWAは被害状況を調査中で、再建に必要となる具体的な金額は未定。キャンプ内の診療所も使用不能となり、現在は仮設の診療所で業務を再開している。
イスラエル軍は3~5日の作戦で、キャンプの武装勢力と市街戦を展開した。