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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は10日夜、朝鮮中央通信を通じて談話を出し、米軍の偵察機が同日午前、2回にわたって、日本海側の南北の「海上軍事境界線」を越えて北朝鮮側に入ったと主張し、今後も繰り返されるなら「断固とした行動で対応する」と報復を警告した。
北朝鮮は10日早朝、国防省報道官の談話として、米偵察機が最近、日本海側で領空を複数回侵犯したと非難し「必ず代価を支払うことになる」と撃墜を警告していた。
韓国軍は10日夜「北朝鮮は韓米同盟の公海上空での正常な飛行活動に対し、威嚇的言動で意図的に緊張を高めている」との声明を出した。