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共同通信
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北海道帯広市で昨年5月、高校教諭宮田麻子さん=当時(47)=を殺害し、遺体を埋めたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた元同僚の片桐朱璃被告(36)=網走市=は11日、釧路地裁(井草健太裁判長)の裁判員裁判初公判で「殺人は相手の同意があったと思っている」と述べ、起訴内容を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で、2人は2022年春まで同じ高校で勤務しており、不倫関係になって別れ話でもめたと指摘した。
一方、弁護側は、2人は一緒に死ぬつもりだったとして、殺人罪より量刑の軽い承諾殺人罪にとどまると主張した。