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共同通信
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犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活動した警視庁の警察犬の慰霊祭が11日、動物霊園「東京家畜博愛院」(東京都板橋区)で営まれ、鑑識課の捜査員ら約20人が慰霊碑の前で静かに手を合わせて活躍をねぎらった。警視庁によると、昨年7月以降、新たに計7頭が埋葬された。
昨年8月に14歳で死んだ雄のシェパード「ホス号」は約8年間で計660回出動した。2017年に発生した住居侵入・強制わいせつ事件では、容疑者が現場に残した靴のにおいから足取りを追跡。潜伏する容疑者を見つける手掛かりをつくり、警視総監賞を受賞した。
1968年に慰霊碑が建てられて以降、警視庁は毎年慰霊祭を実施している。