「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が25日、日米で公開となる。
ニューヨーカーの興奮をあおるように、タイムズスクエアには、巨大な看板がお目見え。DCコミックスから生まれた2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンがスクリーンで激突する。2人のオトコがにらみ合う姿や、バット・シグナル(バットマンに助けを呼ぶときのサイン)とスーパーマンの胸に光るSのサインが重なりあうといったビジュアルで、興味をそそる。
この公開に合わせ、市で初となる4DXスクリーンもユニオンスクエア・シアターで誕生するという。3Dを超えるハイビジョン映像を上映し、風、霧、雨、雷、雪などの天候や、座席が動いたり、匂いを感じたりすることのできる仕掛けがあるというから驚きだ。五感に訴える体験は、「映画館離れ」に一石を投じるだろう。こうしたスクリーンで楽しむ映画のチケットは、24〜27ドルになるとみられている。
クリストファー・ノーランがメガホンを取った前作のバットマン・トリロジーで、クリスチャン・ベールからバットマンを引き継いだのは、ベン・アフレック。起用には賛否両論あるが、その答えはまもなく明らかになるだろう。スーパーマンを演じるのは、シリーズの前作「マン・オブ・スティール」で、同主人公を演じたヘンリー・カビルが再び“鉄の男”に扮する。