マンハッタン区アッパーウエストサイドの教会(First Church of Christ, Scient)で6日、東日本大震災の追悼式典「第5回 TOGETHER FOR 3.11」が開催された。
東日本を襲った未曾有の震災と津波による衝撃と悲しみに、ニューヨークからも何かできないかという思いから始まった同式典には、ジャパン・コーラル・ハーモニー(JCH)「とも」をはじめ、たくさんの人々の協力により430人もの人々が集まった。
式典では、在ニューヨーク日本国総領事・大使の髙橋礼一郎氏をはじめ、震災で従業員と酒蔵を失った岩手県陸前高田市の酔仙酒造の金野連社長などがスピーチを行った。
また、被災地からのビデオメッセージと、宮城県石巻氏の小学生が制作した版画も届けられた。
ともは鎮魂歌を歌い、遠く離れた地から3・11の犠牲者に祈りを捧げるとともに、今も困難な生活を送る被災地の人々へ〝忘れていません〟というメッセージを歌に込めた。
この追悼式典で、総額5200ドルの寄付金が集まった。