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共同通信
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【ワシントン共同】米労働省が13日発表した6月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より0.1%上がり上昇率は12カ月連続で縮小した。伸び率は事前の市場予想の0.4%を下回った。エネルギー価格は23.9%と大きく低下した。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は2.4%上昇。
今月12日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率も3.0%と2021年3月以来、2年3カ月ぶりの低水準だった。米国で社会問題化したインフレが鈍化したことを鮮明に示した。
今年6月の卸売物価指数でモノの価格が4.4%低下し食品は0.2%上がった。