東北、警報基準超える雨の恐れ

07/14/2023

　気象庁は15日、梅雨前線の影響で東北では16日にかけて警報基準を大きく超える大雨になる所が出る恐れがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけた。秋田県は10市町に避難指示を出した。秋田新幹線の盛岡―秋田間で運休が相次ぐなど交通への影響も出ている。

　気象庁によると、朝鮮半島から東北を通って日本の東に延びる前線に、暖かく湿った空気が流れ込んでいる。秋田県内では15日午前までの24時間雨量が100ミリを超える地点が出ている。前線は16日にかけて東北に停滞し、活発な状態が続くとみられる。