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共同通信
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福岡、佐賀、大分3県を大雨が襲ってから初の週末を迎えた15日、ボランティアが続々と被災地に入った。蒸し暑く、時折雨が降る中を参加者は住宅に流れ込んだ泥をかき出し、水に漬かった家具を運び出すなど復旧作業を進めた。
土石流や河川氾濫の被害に見舞われた福岡県久留米市田主丸町。80代女性の住宅では、約20人のボランティアが押し寄せた大量の流木を手際よく運び出した。熊本地震などでも活動経験がある同県田川市の大学教員広藤智之さん(53)は「何かあったらお互いさま。自分ができることをして、人のためになれば」と汗を拭った。