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共同通信
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【台北共同】台湾与党、民主進歩党(民進党)の党大会が16日、台北市で開かれ、来年1月の総統選の同党候補、頼清徳副総統(党主席)は中国の統一圧力を念頭に「覇権主義の拡張に直面する中、(台湾の)民主主義体制を守り現状を維持する」と訴え、支持を呼びかけた。総統府前では蔡英文政権の住宅政策などを批判するデモが行われ、野党候補が参加した。
頼氏は「台湾は中華人民共和国の一部ではない」と強調。台湾の防衛力を向上させるとともに「理念の近い国々との関係を強化し、抑止効果を発揮する」と述べ、日米などと連携して中国に対応していく考えを示した。中国とは対等の立場で交流を進めたいとも述べた。