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共同通信
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大阪府の吉村洋文知事は18日、大阪に誘致するカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開業時期について、当初想定していた2029年は困難との認識を示した。府庁で記者団に「当事者の共通認識だ」と述べた。政府による計画認定の遅れで開業もずれ込むと説明。これまでは遅れる可能性に言及するにとどめていた。
カジノを運営する米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナル幹部は5月、開業時期が「30年1~6月」になるとの見通しを示した。府と大阪市は29年秋―冬を目標としていた。
府市はIR事業者との協議を進め、具体的な開業時期を早期に確定させる方針。