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共同通信
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連休明け18日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=138円台前半で取引された。
午後5時現在は連休前の14日と同じ1ドル=138円22~24銭。ユーロは44銭円安ユーロ高の1ユーロ=155円54~58銭。
堅調な米経済指標を背景に、米景気の減速懸念が薄らいだ。国内の輸入企業が決済に使うドルを買う実需の動きもあり、午前はドル買い円売りが広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の追加利上げ回数が減るとの見方は根強く、金利差縮小の思惑で午後はドル売り円買いの場面も目立った。
市場では「大きな判断材料が乏しく、投資家は様子見姿勢が強かった」(外為ブローカー)との声があった。