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共同通信
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【北京共同】中国の李強首相は18日、ケリー米大統領特使と北京で会談し、米中は気候変動分野で「協力を強化し、共通認識をつくり、積極的に対応する必要がある」と呼びかけた。ケリー氏はバイデン大統領が気候変動分野での米中協力に期待していると応じた。ロイター通信や香港フェニックステレビが伝えた。
両政府はバイデン氏と習近平国家主席による首脳会談の年内実現を調整しており、ハイレベル対話を加速。世界的な課題である気候変動分野で協調を演出し、関係安定化につなげる狙いだ。
ロイターによると米側は、11~12月に開かれるCOP28の前に、中国がメタンの排出抑制に関する計画を公にするよう求めているという。