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共同通信
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静岡県熱海市で2021年7月に発生した大規模土石流を巡り、県は19日、過去の行政対応を再検証する委員会の初会合を開いた。県の第三者委員会が行った検証について、県議会特別委員会が「十分とは言えない」と指摘したことを受けた対応。
県の第三者委は昨年、土石流の起点となった土地所有者への県と市の対応は「失敗だった」とする最終報告書を公表。一方、県議会特別委は、関係法令に基づく県の行政対応の検証が不十分だとし、再検証すべきだと提言した。
庁内検証委は砂防法や森林法などの関係法令を所管する部局の幹部職員らで構成。
初会合では、特別委から提示された論点を中心に検証することを確認した。