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共同通信
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【ワシントン共同】2024年米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)は18日、自身が21年1月の議会襲撃事件で捜査対象になったとの書簡を特別検察官から受け取ったと明らかにした。共和党の有力議員は政治的動機に基づく不公正な捜査だとして一斉に反発、トランプ氏を擁護した。
共和党候補指名争いで首位に立つトランプ氏は捜査の動きを逆手に取り、国民の目を引いて選挙資金集めを狙う。ただ司直の手が迫れば、党内の指名争いを勝ち抜いたとしても民主党候補と対決する本選で無党派層を遠ざけ、不利になる可能性も指摘されている。