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共同通信
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【台北共同】台湾の蔡英文総統は19日、安倍晋三元首相の妻昭恵さんと総統府で面会し「安倍元首相が台日関係の発展に果たした貢献に改めて感謝するとともに、友好を深化させ続けなければならない」と訴えた。
蔡氏は新型コロナウイルス禍で安倍氏が台湾へのワクチン提供のために奔走したことを振り返り「実際の行動で台湾への支持を示した」と強調。「『台湾有事は日本有事』という主張は台湾をさらに重視する姿勢を示した」ものだと述べた。
昭恵さんは東日本大震災の際の台湾の支援に対し謝意を表明。今回の訪問を通じ「日台の絆が長い間続いてきたということを実感した」と述べた。