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共同通信
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2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は19日、万博開催中の水上航路に関して、会場となる大阪市の人工島・夢洲の北側に全長50メートルまでの船が接岸できる浮桟橋を設ける方針を示した。鉄道やバス以外の選択肢を増やして会場へのアクセスを円滑にする狙いがある。
協会や大阪商工会議所などが開いた船舶・観光事業者、自治体向け説明会で明らかにした。協会の担当者らが、5月に決定した万博の「来場者輸送具体方針」の内容を伝え、大阪市内や神戸空港、神戸港、淡路島(兵庫県)と夢洲をつなぐルートや大阪湾内の遊覧を検討していると述べた。