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共同通信
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今年上半期(1~6月)に免職や停職などの懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員は、前年同期に比べて1人多い117人だったことが20日、警察庁のまとめで分かった。うち、酒気帯び運転など飲酒運転をして処分を受けたのは12人。新型コロナウイルス禍が明けて飲酒の機会が増えた影響とみられ、前年同期の5人から2.4倍となった。
警察庁の担当者は「防止に向けた指導を徹底したい」としている。
処分理由で最も多かったのは盗撮やセクハラを含む「異性関係」で、前年同期と同じ46人。「窃盗・詐欺・横領等」が3人増の25人、飲酒運転を含む「交通事故・違反」が12人増の21人で続いた。