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共同通信
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ガソリン価格が高騰している。経済産業省が20日発表した18日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は174円ちょうどで、前週調査から70銭上昇。9週連続で値上がりし、昨年6月以来約1年ぶりの高値となった。政府が価格抑制のため石油元売り会社に支給する補助を段階的に縮小していることが主な要因。自動車での遠出など夏の行楽に痛手となりそうだ。
サウジアラビアなど主要産油国の追加減産が原油相場を下支えしていることも影響した。経産省は補助金で11円40銭の抑制効果と説明しているが、価格上昇に歯止めがかからず、ウクライナ侵攻後のピークである175円20銭に迫る水準。