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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は20日、ロシアがウクライナ産穀物の輸出合意を離脱した影響を協議する公開会合を21日午前10時(日本時間21日午後11時)に開催することを決めた。議長国の英国が明らかにした。
国連のグテレス事務総長は報道官を通じた声明で、穀物の積み出し港があるウクライナ南部オデッサ州へのロシアの攻撃を強く非難した。19日のシカゴ穀物市場では供給減への不安から小麦先物相場が急騰しており、グテレス氏は貧困国が受ける打撃に懸念を示した。
ロシアは17日、合意の延長に反対を通告し、離脱した。