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共同通信
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全国高校総合体育大会の開会式出席などのため北海道に滞在中の秋篠宮ご夫妻は22日、2018年9月の北海道地震で甚大な被害を受けた厚真町を訪れ、19人が亡くなった吉野地区の土砂崩れ現場を視察された。秋篠宮さまは手を合わせて拝礼し、紀子さまも頭を下げて犠牲者を悼んだ。
宮坂尚市朗町長から被災状況や、復興の一環として進むサクラの植樹について説明を受けた。秋篠宮さまは「土砂は道路までいったのですか」などと質問を重ねた。
北海道地震では、道内5市町で関連死を含め計44人が亡くなった。最大震度7を観測した厚真町は山腹で大規模な土砂崩れが発生し、37人が犠牲になった。