米中関係の安定化図る

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共同通信
ブリンケン米国務長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は23日放送のCNNテレビのインタビューで、台湾情勢を巡る対立が米中両国の衝突に発展するのを回避するため「関係の安定化に取り組む」と述べ、高官同士の対話を重ねる考えを示した。バイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談の実現に向け、環境整備も進める構えだ。

 ブリンケン氏は「米中両国が責任を持って関係を管理するよう求める声が世界中から届いている」と指摘し、対話を重ねて意見の相違や協力可能な分野を理解するのが重要だと強調した。

 首脳会談の候補地は9月のインドでの20カ国・地域(G20)首脳会議などが想定されているとみられる。