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共同通信
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長野県は25日、立ち入り規制が続く御嶽山(長野、岐阜両県、3067m)の山頂付近で、14年の噴火で行方が分からない登山者らの捜索を行い、持ち主不明の帽子1個を見つけた。24日にはサングラスやストックなど9点が見つかっていた。
長野県によると、今回の捜索は24、25日の2日間で終了。行方不明者の家族や地元関係者ら延べ約100人が参加した。立ち入りが困難な場所はドローンで撮影した。映像を持ち帰って詳しく調べる。今後再び捜索を行うかは、家族らと協議して決める。
おいの野村亮太さん=当時(19)=が行方不明となった野村正則さん(60)は「見つけて連れて帰れるまで待ってほしい」と話した。