米、対話継続への影響否定

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共同通信

 【ワシントン共同】米国務省のパテル副報道官は25日の記者会見で、中国の秦剛外相の解任について、米中の対話継続に影響は及ばないとの見方を示した。「責任を持って関係を管理することが非常に重要だ」と述べた。6月以降、ブリンケン国務長官やイエレン財務長官らが訪中し、両国はハイレベル対話を活発化させている。

 パテル氏は、後任の中国外相である王毅共産党政治局員に関し、ブリンケン氏が過去に何度も会談を重ねてきたと指摘。関係に問題はないとの考えを明らかにした。ブリンケン氏らの訪中の際に「中国側からもハイレベル対話継続への期待表明があった」と説明した。