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the rice factory New York
ザ ライスファクトリー ニューヨーク
ふっくらつややかなおいしいお米を、
ニューヨークの皆さんにお届けします。
始まりはおいしいお米を海外でも食べたいという想い
ライスファクトリーの事業は2009年に香港からスタートしました。その年に香港に精米所を作り、2011年にシンガポール、2013年に台湾に出店したところで、海外での供給を取りまとめる場所が必要だと考え、日本に会社をつくりました。
アジア圏の次はアメリカ進出を考え、まずは日本人にも身近で日系移民の多く住むハワイにテストマーケティングとして2016年に精米所を開きました。そこでの業績が好調だったため、2019年に本土進出としてNYに出店しました。
本土での出店については、アメリカでお米の生産が盛んな場所としてカリフォルニアがあり、最も日本人が住む地域ということで、ロサンゼルスが候補に上がりました。しかし、ご存知の通り、西海岸ではカリフォルニア米ブランドが確立されており、どうやって「ライスファクトリー」ブランドを売り出すか方向性が確立されていませんでした。一方、東海岸にあるNYはマンハッタンに多くの飲食店があり、マーケティングということで見ればこの場所が良いと感じ、NYに出店することとしました。
おいしさを追求する
日本人が日本で慣れ親しんでいるおいしいと感じるお米の一番のポイントは「みずみずしさ」です。日本以外のお米は、全体的な炊き上がりの傾向として弾力が少なく、噛んだときパラパラとした食感です。
ライスファクトリーでは日本米ならではのもっちりとした食べ心地のものが人気となっています。とはいえ、数年前に比べると強い粘りを含んだもっちりとしたお米のブームは薄れつつあります。今はしっかりした食べ心地が感じられる品種が人気になりますね。粘りはあまりないけれど、粒立ちが良く、噛みごたえがあるような品種に人気がシフトしてきています。
銘柄で言うと、もっちり系はゆめぴりかやコシヒカリ、しっかり系はななつぼし、ササニシキ、つや姫などです。カリフォルニアロールなど、アメリカ独自に進化した巻き寿司に合う銘柄としては、上記のしっかり系の品種が良いと思います。これは粘り気が出過ぎず、巻き寿司の具材とも相性が良いです。
農家さんと二人三脚での取り組み
日本全国の農家さんにご協力いただき、お米を生産していただいています。農家さんが田植えをする前の段階で私たちと契約することで、お店が求めるお米の特長を細かく相談することができます。
我々のお米は、日本国内に流通するお米とは別の販売ルートになるため、農家さんも行政からの支援が受けられるなど、様々なメリットが生まれます。
海外マーケットの開拓を長期に渡り二人三脚で取り組むことで、農家さんと私たちの信頼関係も築くことができます。また、お米の品種についての相談もそうですが、使用できる農薬についてもお米を販売する国々で違いがあるため、田植えをする前の段階でどの品種のお米がどこの国に出荷されるのかということをきちんと共有し安心して出荷できるようにしています。
おいしいお米を皆さんの食卓にお届けするために
お米の品質管理は、畑から収穫した瞬間から始まります。要は、収穫したお米を適正な温度を保ちつつ、素早く輸入するということです。
自社の倉庫は、お米に最適とされる温度、湿度を管理しています。そして次に大切なのは、精米作業。白米を包んでいる米ぬかには油分が含まれています。これには保湿効果があり、酸化しづらい状態を保っています。白米になると、水分が失われそこから酸化が進むため、精米してから時間が経てば経つほど、食べたときにパサつきを感じてしまいます。
ライスファクトリーでは、ご注文を受けてから精米作業を行うことで、新鮮でおいしいお米を各家庭に届けることができています。熟練の職人がお米の銘柄によって精米機の圧力を調整することで、それぞれの特長を失うことなく、繊細な変化を感じられる白米に仕上げられます。ですので、精米してから一ヶ月で食べ切れる分量の購入をお勧めしています。保管はもちろん冷蔵庫でお願いします。
もちろん、三分精米(3分づき)、五分精米(5分づき)などお客さまのお好みに合わせた仕上がりにも対応可能です。精米の加減に迷われた際にはぜひご相談ください。それぞれのイメージしているおいしいお米に近づけるよう、精一杯ご対応させていただきます。
the rice factory New York
ザ ライスファクトリー ニューヨーク
住所:1019 Central Park Ave. Scarsdale, NY10583
Tel (914)357-6765
営業時間 月〜土10:00-18:00 日10:00-17:00
ウェブ:https://trf-ny.com/