熱中症搬送、全国で7235人

Published by
共同通信

 総務省消防庁は28日、熱中症で6月に救急搬送されたのは全国で7235人だったとの確定値を発表した。全国的に気温が高く、6月としては、約1万6千人を記録した昨年に次いで過去2番目の多さ。死者は2人だった。

 7月は猛暑となり、1~23日の搬送者(速報値)が2万人を超えている。今後も暑い日が続く可能性があり、消防庁はエアコンや扇風機をためらわずに使い、小まめに水分補給するよう呼びかけている。

 6月の確定値によると、3週間以上の入院が必要な重症は130人、短期の入院が必要な中等症は2149人だった。全体の67.9%に当たる4911人は軽症。搬送者の半数超を65歳以上が占めた。