Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】私邸への機密文書持ち出しや不倫もみ消しに絡んで起訴されているトランプ前米大統領は28日、有罪判決を受けても2024年大統領選から撤退する考えは「全くない」と表明した。「憲法上も出馬を阻止する規定はない」と強調した。保守系ラジオ番組のインタビューで語った。
米国憲法には、大統領選の出馬条件として(1)米国生まれの米国人(2)35歳以上(3)米国に14年以上在住―としか書かれていない。憲法学者らも、有罪となった場合でも出馬は妨げられないとの考えを示している。
トランプ氏は有罪となった後に当選した場合、自身を恩赦するとの見方が広がっている。