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共同通信
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山梨県は1日、同県側の登山道「吉田ルート」で1日当たりの登山者数が4千人を超えた場合、8合目から山頂へ登る人数の規制を検討すると発表した。お盆休み中の登山者数の増加が見込まれるため、登山道の混雑回避と事故防止が目的。県警と連携し、態勢整備を進める。
開山後の7月1~30日に6合目を通過した登山者数は計6万3778人。新型コロナ感染拡大前の2019年の同時期に比べ、約9300人増えた。深夜の時間帯は、日の出を見る目的で登山する人が多く、山頂付近の登山道が混み合うという。登山道の混雑回避策を巡っては、県が「富士スバルライン」の夜間営業時間を短縮して、登山者数の抑制を図ってきた。