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共同通信
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航空大手2社の2023年4~6月期連結決算が1日出そろい、日本航空とANAホールディングス(HD)の純損益がいずれも黒字となった。新型コロナウイルス感染症による影響が和らいで旅客が大幅に増え、業績が急回復した。
日本航空は1日、純損益が230億円の黒字(前年同期は195億円の赤字)に転換したと発表した。黒字は4年ぶり。売上高は前年同期比41.9%増の3814億円だった。旅客数は国際線が2.2倍、国内線が1.4倍に増加した。
ANAの純利益は前年同期に比べ約30.6倍となる306億円。売上高も31.6%増の4610億円だった。
両社は24年3月期の業績予想を据え置いた。