スシロー迷惑動画、調停が成立

Published by
共同通信

 大手回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で客だった岐阜県の少年(17)が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、運営会社「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が、この少年に約6700万円の損害賠償を求めた訴訟は1日までに大阪地裁で調停が成立し、訴えが取り下げられた。7月31日付。

 スシロー側は取材に、具体的な内容の公表を差し控えるとした上で「(少年側の)責任を認めてもらい、納得できる相応の内容で和解した」とのコメントを出した。少年側の代理人弁護士は「答えられない」とした。

 少年は器物損壊容疑で書類送検されていた。岐阜地検は1日、同容疑で少年を家裁送致した。