「日本政府も軍政に圧力を」

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共同通信
首相官邸前で開かれた集会に参加する在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長(左端)ら=1日午後

 在日ミャンマー人らが1日、首相官邸前で集会を開き、2021年2月のクーデター後から続く非常事態宣言を6カ月延長したミャンマー軍事政権に抗議した。市民への弾圧が続いているとして「軍政に日本政府も圧力をかけるべきだ」と呼びかけた。

 宣言延長で強権支配がさらに長期化する。参加した在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長は、ロシアのウクライナ侵攻に比べてミャンマーの現状は国際社会の関心が低いとして「日本や国連に期待できなくなってきている」と危機感を訴えた。

 NPO法人「メコン・ウォッチ」の木口由香事務局長は「軍政の資金源を断つべきだ」として、日本政府に具体的な行動を求めた。(共同)