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共同通信
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【ナイロビ共同】クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールで1日、フランス政府の支援による同国民らの国外退避が始まった。ロイター通信が伝えた。退避は2日にも完了するとみられ、対象に邦人も含まれる。
フランスのコロナ外相は1日、同国のテレビ番組で、安全な退避のためニジェールを支配する人々と話し合ったと述べた。クーデターを起こした「祖国救済国家評議会」に協力を求めたとみられる。コロナ氏は退避希望者について、フランス国民と同国以外の欧州連合(EU)市民がそれぞれ数百人だとした。
ロイターによると、航空機追跡サイトで1日、フランス軍用機がニジェールの首都ニアメーに着陸し、約3時間後に離陸する様子が確認された。
フランスはクーデターを非難し、追放を宣言されたバズム大統領の政権のみが正統だとの立場を維持している。