台風6号、沖縄に最接近

08/01/2023

　大型で非常に強い台風6号は2日、沖縄本島を暴風域に巻き込みながら那覇市の南西海上を進んだ。勢力を維持したまま3日にかけて沖縄にかなり接近する見込み。東シナ海で速度が遅くなるため、5日以降も沖縄や鹿児島の奄美地方では大荒れとなる恐れがある。気象庁は、暴風や高潮、高波、土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。

　台風6号は2日午前6時現在、那覇市の南西を時速約15キロの速さで西北西に進んだ。中心気圧は930ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心の東側280キロ以内と西側220キロ以内は暴風域となっている。

　2日の予想最大風速（最大瞬間風速）は沖縄45メートル（65メートル）、奄美25メートル（35メートル）。3日は沖縄30メートル（45メートル）、奄美20メートル（30メートル）。2日に予想される波の高さは沖縄12メートル、奄美10メートル、九州南部6メートル。3日は沖縄11メートル、奄美6メートル。