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共同通信
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大阪府は2日、次世代のヘルスケア分野の新興企業を支援するために設置した「ラウンドテーブル(円卓会議)」が活動を開始するのに合わせ、大阪市で式典を開いた。住友生命保険などが出資する20億円規模のファンドと連携し、新興企業の成長を促す狙い。
円卓会議は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げる2025年大阪・関西万博に向け、病気予防のアプリ開発など成長が見込める企業の情報をファンドに提供したり、育成を支援したりする。
メンバーは近畿経済産業局や経済団体、大阪公立大など。式典では、大阪府の吉村洋文知事が「健康に関する社会課題を解決し、未来の医療につなげたい」と意欲を示した。