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共同通信
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【ニューヨーク共同】日本の自動車大手4社が1日発表した7月の米新車販売台数は計38万4464台と、前年同月より22.6%増えた。半導体不足などを背景とした新車の供給制約が改善したことが追い風となり、4社全てが増加した。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めで金利は高水準にあるものの、自動車需要は底堅く推移している。
トヨタ自動車は8.1%増の19万1684台だった。スポーツタイプ多目的車(SUV)の「カローラクロス」の販売が伸びたのが寄与した。
ホンダは11万1762台で56.9%増と、4社の中で伸び率が最大。主力車の「アコード」と「シビック」の売れ行きが特に好調だった。
SUBARU(スバル)は21.3%増の5万389台。SUV「フォレスター」が大きく増えた。SUVの販売が堅調だったマツダは30.9%増の3万629台だった。