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共同通信
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日本ミシュランタイヤは3日、8月に群馬県太田市に本社を移転したことを受け、県庁で記者会見を開いた。太田市には同社の研究開発部門があり、主要機能を集中させることで業務の効率化や地域との連携強化を図る。
会見で須藤元社長は「この地にミシュランの知恵と経験を集結し、群馬からイノベーションを起こしていきたい」とあいさつ。山本一太知事は「群馬県を活性化させるウィンウィンの関係をつくっていきたい」と期待を込めた。
太田市には自動車大手SUBARU(スバル)の工場があり、周辺に関連企業が集積。新型コロナウイルス禍で在宅勤務など働き方が多様化したことが、移転の後押しになった。