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共同通信
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3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比26銭円安ドル高の1ドル=142円89~91銭。ユーロは75銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円01~05銭。
米国の堅調な雇用情勢を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが続くとの観測が意識された。日銀が長期金利の上昇を抑え込む臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施したことで、日米の金利差拡大が注目され、ドルを買って円を売る動きが優勢だった。
市場では「投資家は先行きを見極めようと様子見姿勢も根強い」(外為ブローカー)との声があった。