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共同通信
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自民党安倍派(清和政策研究会)の塩谷立会長代理は3日、会長だった安倍晋三元首相死去後の後継体制を巡り、萩生田光一政調会長ら「5人組」と呼ばれる有力者5人と東京都内のホテルで会談し、派閥の事実上の代表に就く意欲を伝えた。役職や派閥名は今後調整する意向。17日にも総会を開くことを提案した。複数の関係者が明らかにした。
安倍派は100人規模の党最大派閥。所属全員に出席を求める総会が開催されれば、「塩谷氏代表案」が議論される見通し。だが昨年秋に派閥重鎮である塩谷氏の会長昇格案が浮上したものの、若手議員らから異論が相次ぎ、立ち消えとなった経緯がある。